日本選手権100m2位 多田選手の躍進の秘密は猫背の改善!?

埼玉県戸田市で姿勢改善、体幹トレーニング指導をしている、戸田スポーツ接骨院の冨永です。

今日は、先日行われた陸上日本選手権、男子100mで見事2位入賞を果たした『多田修平選手』について話していきたいと思います。

近年の男子100mは本当にレベルが高いですよね。

※写真はイメージです

 

ほんの10数年前なら、10秒0台出せば優勝だったのに、今回のファイナリストには5人もいました。

飯塚選手の様に、10秒0台でも、出場種目を絞っていた選手は出ていないわけですから、本当に日本陸上界もレベルが高いですよ!!

 

その中でも、日本選手権男子100mで見事入賞を果たした『多田修平選手』についてお話ししていきたいと思います。

 

多田選手は元々速い選手でしたが、一躍有名になったのが、国内レースで日本人初となる9秒台“9秒96”を出したレースだと思います。(追い風参考記録)

そのあと、自己記録を一気に縮めて10秒08という記録をたたき出しました。※日本歴代8位

 

先日行われたセイコーゴールデングランプリでは、リオ五輪銀メダリストの『ジャスティン・ガトリン選手』に70m地点まで先行していて「素晴らしいスタートを切った選手がいた」と言わせたことも記憶に新しいですよね!!

 

では、なぜ短期間でここまで記録を大幅に短縮できたのか?

気になりますよね?

そこをお話ししていきます。

 

【苦手な後半ではなく、得意のスタートの改善って!?】

①得意な低いスタート姿勢の改善??

多田選手と言えば、スタート時に誰よりも低い姿勢で走ることは有名です。

倒れ込む力を最大限利用しているんですね。

なので、スタートではなく後半の失速が課題だったそうです。

しかし、今年2月にジャマイカのアサファ・パウエル選手から指導を受ける機会があって、その時にスタート時の姿勢について言われたそうです。

『低い姿勢はいいが、スタートの時に猫背になっている』と。

そして“猫背”になっている姿勢を改善したそうなんです!!

 

②スタートの改善により、無駄な体力を使わなくなる

 

スタート時の猫背でいると、どうしても上半身のブレてしまいます。

現在の多田選手の走りを見ていると、しっかり骨盤から前傾姿勢を作っていて下半身の動き出しがスムーズなのがわかります。

テレビでの特集をご覧ください

https://www.youtube.com/watch?v=eIJrEObqWKs  

※姿勢については4分過ぎから   

 

骨盤が安定することにより、猫背が改善し、上半身のブレが最小限になったことで、無駄な体力を使わずに走ることができます。

 

③後半に失速することなくスピードを維持

いままでは、失速してしまう後半をどう生かそうか?と考えてトレーニングをやってきたそうですが、得意のスタートを改良して結果が後半の走力アップに繋がって、安定していいタイムを出せるようになったという訳ですね!!

 

【今年に入ってからの大躍進について】

多田選手もインタビューの中で『今年2月のアメリカ合宿でパウエル選手にスタートを教えてもらったことを生かせている』と言っております。

もちろん“猫背になっている姿勢”は簡単には改善できないので、それを習得するために必死に練習されたと思います。

いまもっている力を発揮するために“姿勢を整えるというところに注目してみると、パフォーマンスの向上ができると思います

 

皆さんも是非、見直してみてくださいね(*^-^*)